概評
名作オンラインゲームをモチーフにした、本格的バトルファックRPGです。
圧倒的な質とボリュームで、ゲームとしても十分楽しめるでしょう。
敗北すれば搾られるという王道のMシチュが用意されており、
イベント・モンスターごとに、シチュエーションも様々です。
音声こそないものの、絵のクオリティは高く、敵モンスター・イベント数も100を超えるので、実用性も抜群なのはいうまでもありません。
私は、元ネタのオンラインゲームはプレイしたことはないですが、
問題なく楽しめました。
Hシーン
Hシーンは、敵モンスターとのバトルに負けた場合に発生する敗北イベントが主になります。
宣伝文句にある通り、モンスター総数は100体を超えるので(色違いはありますが)
ボリュームは十分満足できるでしょう。
テキストも複数搾られが基本ですので、尺的にも十分。
シチュエーションもモンスターにより様々ですが、あまりモンスターっぽいプレイ
(例えば、丸のみとか)はほとんど無く、手、足、口、胸、本番、シッポくらいがメインとなっています。
通常バトルの他にも、人間キャラとの戦闘、イベントも多数用意されており、
こちらも、教官、盗賊、シスター、などシチュエーションは様々。
CGのクオリティも非常に高いので、絵柄の好みが極端に違うとかでなければ、
まずHシーンに不満を持つことはないのではないでしょうか。
音声はさすがにフルボイスとはいかなかったようですが、(RPG戦闘がメインですしね)
私は特に気になりませんでした。
ゲーム部分(シナリオ・戦闘など)
おそらく、元ネタ通りのスキルやシナリオかと思うのですが、
とても丁寧に作りこまれています。
スキルや、クエストなどの量も豊富ですし、シナリオもしっかりテキストが用意されていて
Hシーン以外にも手がかかっていました。
私は割りとゲーム部分はスキップしてしまうことが多いのですが、
このシリーズはキチンとRPGして、攻略しています。(主にパワー&スピードで押し切りますが)
特にバランスが秀逸で、この手のゲームでよくぞここまで楽しませてくれた!
という印象でした。
まとめ
本格RPG+Mシチュで、両方ともハイクオリティという超良作です。
私はじっくりやりこんで、10時間以上費やしました。
ものぐさな私がRPG部分ふくめて丸ごと楽しめた、という意味では「もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG前章」に匹敵しました。
逆に、お手軽にMシチュシーンだけ楽しみたいという人には、
ちょっと手間に感じてしまうかもしれません。
ゲームとしてもやりこみたい、という人にとっては2000円弱というお値段も
十分元がとれるでしょう。