あらすじ
淫魔が巣食う館に迷いこんでしまった主人公。
なすすべなく捕まったが、精気を吸い尽くされるまでには1日の猶予が。
3人の淫魔の隙をついて、館から脱出するべく探索を開始する。
概評
という、割と珍しい脱出物のMシチュゲーです。
コンセプトは珍しくないのですが、RPGやAVGではなくきちんと作りこまれた
探索ものという所があまり見ないと思います。
(作品紹介にはRPGと書かれていますが)
主人公は部屋に閉じ込められ、深夜に精気を吸い尽くすと3人の淫魔に告げられます。
淫魔に見つからないように、謎の多い館を歩き回りヒントを集めて脱出出来るとクリアです。
淫魔はリアルタイムで行動して、うっかり鉢合わせようものなら、詰問、即搾精、
一緒にお風呂(?)と一触即発。
むしろ本編ともいえるイベントを回避しながら、館を探索し回るのは
作りこまれた音楽や雰囲気のおかげで、スリルをたっぷり味わえるでしょう。
Hシーン
基本的に、淫魔とはちあわせるとHシーンスタートです。
こちらもよく作られていて、言い訳をしたり、敢然と立ち向かったり・・・
まあ、どの選択肢でも、(正解以外は)想像通りの結末になるのですが。
シーンはほとんど逆レイプから搾り殺される、ガチの搾精パターンです。
もちろん3人の淫魔にはそれぞれタイプがあり、
- ネメア ・・・あまあまお姉さんタイプ。甘やかされたまま吸い尽くされるのですが。
- ミュスカ・・・気の強めなヒロインタイプ。強気に搾ってきます。
- ヴィヌム・・・いわゆる、「~じゃ」娘。一番どSかも。
と、気の向くまま、お好みのHシーンが楽しめるでしょう。
シチュエーションも、廊下でばったり、お風呂で、他人が吸われる、他の淫魔をうっかり召還
等など、ボリュームたっぷり。
絵も、とき様、しき様、人外モドキ様と必ずどこかで見かけるであろう絵師さんがそろっていて、ゲームの雰囲気にもマッチしてます。
とにかく、Hシーンに関してはこの趣味の人ならまず間違い無いと断言できるでしょう。
まとめ
とにかく、Hシーン、ゲーム性、雰囲気、シナリオ、とよく作られた良ゲーという印象でした。
私はしきさんの大ファンなので、それだけでも買いなのですが、
ゲーム的にも「よくここまで作れるなあ」と驚く所ばかりでした。
特に淫魔に出くわした所など、単なる会話シーンにしてしまいがちですが、
もう一捻り加わったシステムで、作者様の意気込みを感じます。
極上のHシーンに、良質なゲーム性の本作は間違いなく最近の一番のオススメです。
(搾り殺されるのが苦手な人だけ、注意してください)